9冊目 ずるい考え方-0から始めるラテラルシンキング(木村尚義 )

今日のポイント
  1. 概要
  2. 3ポイント
  3. アクションプラン

概要

9冊目は「 ずるい考え方-0から始めるラテラルシンキング」です。

 

ラテラルシンキングってなに?と思い手にとった本です。
ラテラルシンキングとは「どんな前提条件にも支配されない自由で、発想の枠を広げる思考法」だそうです。
たとえば、ロジカルシンキングと比較的すると以下のようになります。

ロジカルシンキング ラテラルシンキング

1つの考えを深く掘り下げる思考法。

物事を分類、整理し、筋道をたてて具体化する。

基本1つの回答を導き出す。

垂直的な思考法。

様々な考えを集め、可能性を広げる思考法。

物事の要素を集め、本質を考える。

複数の回答が存在する。

水平的な思考法

 

ですので、ラテラルシンキングはアイディアを掘り下げるのではなく、見つける手法になります。

 

感想ですが、ラテラルシンキングという言葉自体初めて知ったので、大変参考になりました。
アイディア探しには最適な思考法です。

 

3ポイント

さて、3ポイントです。

ラテラルシンキングの4つの特徴

ラテラルシンキングに必要な3つの力

ラテラルシンキングの6つの考え方

 

それは一つ一つ確認していきましょう。

 

1. ラテラルシンキングの4つの特徴

①あらゆる前提から自由になる。

前提や枠組みにとらわれず、自由な発想でし思考します。

 

②今までにないものができる。

前提や枠組みにとらわれないことで、全く新しいものが生まれます。
そのため、発明や開発の場で大きく活躍します。

 

③問題が最短ルートで解決される。

問題を解決するためなら、基本的にどんな手段を使っても構いません。
そのため、常識を覆す、「その手があったか!」といった奥の手が見つかります。
その結果、問題を最短ルートで解決することができます。

 

④お金/時間/手間が節約できる。

常識を覆す、奥の手の発見により、お金/時間/手間が節約できます。

 

2.ラテラルシンキングに必要な力

①疑う力

常識や固定概念を疑い、自由に発想をしましょう。

 

②抽象化する力

物事を抽象的に見ることでその本質を考えることができます。
そして、その本質を具体化し、新たなアイディアを生み出せます。

 

たとえば、対象が馬車であった場合、馬車(対象)→速く移動するもの(抽象化、本質)→自動車(具体化、新たなアイディア)といった感じです。

 

③セレンディピティ

偶然の発見を見逃さないようにしましょう。
常にアンテナをはり、ちょっとしたことでも驚くようにしましょう。

 

3.ラテラルシンキングの6つの考え方

①最小の力で最大の効果出す。
②相手の力を利用する。
③違うジャンルを組合せる。
④先の先を読む。
⑤無駄なものを捨てる。
⑥マイナスをプラスに変える。

 

アクションプラン

 

この本から学び今後に生かそうと思う私のアクションプランですが、

 

常識を疑って見る。

 

です。凝り固まった頭を柔軟にできればなと思います。