3冊目 深く考えるための最強のノート術(午堂 登紀雄)

概要
3冊目は「深く考えるための最強のノート術-成功する人が実は使っている思考法-」です。
僕はあまりノートを取りません。
以外と記憶力はいいほうですし、覚えておかないといけない情報は最近はパソコンにメモることがほとんどです。
ですが周りを見ると自分の会社の社長とか取締役とか部長とかよくノート(手帳に)メモしている姿をよく見かけます。
だいぶ年上ですので、年代のせいかなとも思っていましたが、ノートにメモって大事なのかな?と思い手に取った一冊です。
感想ですが、自分の目標を明確にし、頭の整理を行うためにノートにメモを取ることが大事なのかなと思いました。
また、「メモを取るならパソコンとかデジタル媒体のほうが便利じゃん」と思っていましたが、ノートなどのアナログ媒体にもメリットはあるそうで、アウトプットはデジタル媒体より早いことがメリットだそうです。
つまり、思いついたらすぐかけるし、文書とか図とか描くにもパワポとかワードとか使うよりも瞬発力が速いことが最大のメリットです。
一方でデメリットもちゃんと書いてあっり、”検索性に欠ける”とか、”保存性(なくしてしまったり)”に難があるとか。。。
アナログ中心の著書ですが、デジタルと上手に併用してノート術を生かしてねと書かれている本でした。
3ポイント
3ポイントは以下の通りです。
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ノートの6つの使い方【知的生産性を高めるノートの使い方】 |
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ノートの9つのルール |
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ノートの6つの手順 |
それは一つ一つ確認していきましょう。
1. ノートの6つの使い方
知的生産性を高めるノートの使い方として下記の6つの使い方を紹介する。
①脳外ハードディスク
人の脳はすぐ忘れる。
だから、外部記憶装置としてノートに記録する。
②脳内クリーナー
脳内がいろいろな思考でいっぱいだと脳内効率が落ちる。
そのため、いろいろな思考はノートに吐き出して脳をすっきりさせる。
③思考力強化ギブス
ノートに書くことで「具体的」「理論的」「複眼的」な思考力が身に付き、問題解決力がアップする。
また、自分の考えを「見える化」できる。
④ブレインインストーラー
他人の知恵や経験を記録し、取り込む。
また、自分の瞬時のひらめきを記録する。
⑤アイディア量産熟成ツール
アイディアを思いついたら書き込み、何度も見直し、追記する。
それにより、アイディアをグレードアップさせる。
⑥自己実現への自動追尾装置
目標を書き込み、方向性を見失わないようにする。
2. ノートの9つのルール
ノートを効率的に使うためのルールを紹介する。
①「B5」「リングタイプ」「罫線のない」ノートを選ぶ
持ち運びやすく、使い勝手がよく、自由に書き込めるものを選ぶ。
②ノートは1冊に統合し、常に持ち歩く
シンプルに1冊にまとめ、思いついたらすぐかける体制にする。
③日付と発言者の名前とテーマを入れる
いつだれが発言したのか記録し、思い返しやすいようにする。
また、何の話だったか明確にできるようにする。
④線で関連付けながら書く
線や図を用いて視覚的に全体像が分かりやすいようにする。
⑤書いたものをはあとから見直し、新しい発想を付け加える
常にアップグレードする。
⑥たっぷりスペースを取って、1ページに1テーマだけ書く
常にアップグレードできるように余白を残す。
⑦色を使い分ける
視覚的にわかりやすいように色分けする。
たとえばネガティブなものは赤、ポジティブなものは青など。
⑧最初はとにかく量を書く
些細なことも記録し、漏れがないように心がける。
⑨まずは2週間続ける
2週間続ければ変化が現れる。
3. ノートの手順
ノートを効率的に使うための手順を紹介する。
①ステップ1;自分の欲望をすべて書く
恥ずかしがらずに欲望のまま書き出す。
②ステップ2;やらなくてはいけないことをTODOとして書き出す
1年以内にやらないといけないことを100個以上書き出す。
③ステップ3;TODOに優先順位をつける
締切があるものは締め切りを、ないものは目標日を設定し、TODOを行うときに迷いが出ないように準備する。
④ステップ4;抽象的なTODOは行動レベルのTODOに変換する
たとえば「本をたくさんよむ」ではなく「1か月に4冊本を読む」とする。
⑤ステップ5;TODOを処理して、消していく
TODOを処理したら、消し、達成感と充実感を味わう。
⑥ステップ6;常に1~5の作業を更新する
常に最新なものに更新し、自分を制御する。
アクションプラン
この本から学び今後に生かそうと思う私のアクションプランですが、
上記の内容を2週間こなしてみる。
結構大変な気もしますが、ちょっとづつ身についていければ。。。。と思います。