速読のやり方②~タイプ別に見る8種類の速読法~

速読
できるものならやってみたい。
けど正直胡散臭くて、ほんとにできるのかどうか疑問。
速読。
できるものならやってみたい。
けど正直胡散臭くて、ほんとにできるのかどうか疑問。
そんな方が多いのではないでしょうか?
過去にチャレンジしたけど、失敗した方もいるかもしれません。
私も学生時代一度チャレンジして、チャレンジ失敗。
しかし、今では速読をマスターし、1冊の本を10分から30分程度で読んでいます。
どうして速読にチャレンジし、失敗したのでしょうか?そして、なぜ今は速読ができるようになったのでしょうか?
失敗の原因は一番難しい速読法をチャレンジしていたから。
実は速読といっても数々の速読法があることを知っていましたか?
前回は速読を始める前に知っておきたい次の3つのタイプの速読法をご紹介しました。
- フォトリーディングタイプ
- キーワードリーディングタイプ
- ハイサイクルリーディングタイプ
今回はさらに細かくタイプ別に次の8種類の速読法をご紹介します。
- 瞬読
- フォトリーディング
- 王様の速読法
- フォーカスリーディング
- 高速大量回転法
- ハイサイクルリーディング
- 角田式速読法
- ジェネラルティブスピードリーディング(GSR)
■フォトリーディングタイプ
■キーワードリーディングタイプ
■ハイサイクルリーディングタイプ
■その他のタイプ
速読といっても実にたくさんの種類があります。
そして、その各々にコンセプトがあり、速読習得のヒントになっています。
全てを覚える必要はありませんが、「こんな方法があるのかー」程度に記憶にとどめておきましょう。
これらのコンセプトがあなたの速読習得の手助けになります。
というわけで、今回のポイントは
コンセプトから学ぶ
タイプ別に見る8種類の速読法
です。

タイプ別に見る8種類の速読法
早速ですが、タイプ別に8種類の速読法を分類すると次の通りとなります。
タイプ別といっても明確に分かれているわけではなく、何タイプかの特徴を備えた速読も多くあります。
また、すべてのタイプに共通するコンセプトを持つ速読法もあります。
ここではそういった速読法はその他のタイプとしてご紹介します。
それではタイプ別にそれぞれの速読法のコンセプトを見てきましょう!!
フォトリーディングタイプ
フォトリーディングとは毎秒1ページのスピードで本をめくり、写真を撮るように本の情報を脳にインプットする速読術。
この速読法ではなんと1冊5分以内で読み終えることができます。
瞬読
瞬読のコンセプトは
右脳を使ってイメージでインプットする速読法
人は文字を覚えるのは不得意。
一方で絵(イメージ)を覚えるのは得意。
瞬読はそんな人の得意、不得意を上手に利用した速読法です。
文字をイメージとしてインプットするトレーニングを行い、1冊3分 99%忘れない速読を行います。
フォトリーディング
フォトリーディングのコンセプトは
文字を写真のように映像として”観て”無意識にインプットする速読法
フォトリーディングは最も有名な速読法でしょう。
パッパッパと1ページ/1秒のスピードでめくり、無意識化で内容をインプットしていきます。
ただし、無意識のインプットなので、読み終わった後に意識的に思いだす必要があります。
キーワードリーディングタイプ
キーワードリーディングとは自分の知りたい内容のキーワードに焦点を当てて、高速で本を読む速読法です。
キーワードに集中して速読することで、読書の時間を最小化します。
王様の速読法
王様の速読法のコンセプトは
速読法のハイブリッド 2割を読んで8割も得る速読法
フォトリーディングとキーワードリーディングをハイブリッドした速読法です。
<王様の速読法のやり方>
- 目次をみて、全体の構造を把握します。
- フォトリーディングで全体の内容、キーワードを無意識にインプットします。
- スキミング。自分の必要としている内容、キーワードを意識的にインプットします。
この3つの段階を経て、自分が必要とする情報を読み取ります。
全て読む必要はありません。
重要な2割を読んで、他の8割の内容もカバーします。
フォーカスリーディング
フォーカスリーディングのコンセプトは
心・技・体で習得し 目的にフォーカスする速読法
です。
心・技・体に分けて理論的に速読法を理解し、習得する速読法です。
心; 目的意識持ち方。集中の仕方。
技; 速読のテクニック
体; 速読のトレーニング
心・技・体で速読をマスターした後は自分の目的とする箇所にフォーカスして速読をします。
ハイサイクルリーディングタイプ
ハイサイクルリーディングとは全ての内容をそこそこのスピードで読む速読法。
高速大量回転法
高速大回転法のコンセプトは
速読力=速読技術× 知識のストック。知識を増やす繰り返し読み
速読の速さは自分の知識・情報・経験のストックにより速くなります。
そのため、本よ読んで知識を増やせば増やすほど速読が速くなります。
高速大回転法では知識・情報・経験のストックを増やすために繰り返し読みをします。
<高速大量回転法のやり方>
- 2分で目次を10回読む
- 5分でまえがき、あとがきを10回読む
- 5分で見出しを3回読む
- 15分で本文を繰り返し読む
ハイサイクルリーディング
ハイサイクルリーディングのコンセプトは
理解度そのまま、速度6倍
ハイサイクル・リーディングは1文字、1文字を余すことなくすべて読み込み理解する速読法です。
そのため、全ての内容を読み取り、理解できる最大速度 6倍速で速読をしていきます。
その他のタイプ
角田式速読法
正しい速読と正しいトレーニング!!
速読のトレーニングをメインとした王道の速読法です。
フォトリーディング、キーワードリーディング、ハイサイクルリーディングのどの種類の速読に対しても有効な正しい速読トレーニングを行うことで速読をマスターします。
速読のトレーニングとしてはおなじみの目線移動トレーニング、認識拡大トレーニング、瞬間認識トレーニングの正しいやり方を紹介しています。
1日10分でもいいから正しく速読のトレーニングを続ける。
そうすれば、だれでも速読を習得できるようになります。
ジェネラルティブスピードリーディング(GSR)
「超集中」 + 「最適な速読方法」
です。
GSRではまず、本を読む前にジェネラルチィブ状態(超集中状態)にする方法を学びます。
次に、目的に合わせて次の4つの「最適な速読法」を選び速読をします。
① ハイパークイック式GSR
即実践、即結果につなげたい人におすすめ。
② ピンポイントピックアップ式GSR
仕事や生活を効率化し、安定したシステムを作りたい人におすすめ。
③ ソマティック式GSR
本を読んで満足感を得たい人におすすめ。
④ リンク式GSR
新しい発見をしたい人におすすめ
それぞれの速読のコンセプトが速読習得のヒント
さて、ここまで様々な種類の速読法を見てきました。
その方法のどれもが正解で、速読習得のヒント。
すべてを覚える必要はありませんが、「こうゆう方法があるんだー」程度に覚えておきましょう。
きっとあなたの速読習得の手助けになりますよ。