【3ポイントで要約】フォーカスリーディング習得ハンドブック

速読.....できれば便利なんだろうけど、速読ってどうやるの?速読のトレーニング法は?
こんな悩みを持つ方も多いはず!!そんな悩みを解決する、第9弾!!
『フォーカスリーディング習得ハンドブック』
を単純明快な3ポイントでご紹介します。
今日のポイントは
心・技・体で習得する速読法!!
自分の目的にフォーカスするフォーカスリーディング
です!!
あなたにもその本を読む目的があるはず、その目的にフォーカスを当て読書する速読術。
その読書術はスポーツと同じ。心・技・体をトレーニングすれば必ず習得できます。
フォトリーディングを習得すれば、たった10分で本1冊を読むのも夢じゃない!!
今日はそんなフォトリーディングを紹介しましょう!!

心・技・体で習得する速読法!!自分の目的にフォーカスするフォーカスリーディング
フォーカスリーディングとは?

フォーカスリーディングってどんな速読?
フォーカスリーディングとは「あなたの成長に必要な部分にフォーカスを当てた速読法です。
具体的には、本一冊を全部を時間をかけて読むのではなく、本全体をサーーーと読み進めながら、必要とする部分は少しゆっくり読む速読法。
本の内容は以外とあなたにとって必要のない内容ばかり。あなたにとって必要な部分にだけにフォーカスを当てて、時間を短縮しましょう!!
視野のメカニズム

フォーカスリーディングの習得の前に視野のメカニズムの勉強です!!
フォーカスリーディングをマスターするうえで、知っておく必要があるのが「視野のメカニズム」。このメカニズムを知るだけであなたの読書は全然違ったものになります。
そのメカニズムについて知っておくべきことは次の3つ!!
①視野の広さ
②視野の動き
③視野のコントロール
①視野の広さ
視野には次の3つの種類があります。まずはこの3つの視野があることを覚えましょう!!この視野の使い分けがフォーカスリーディング習得にとって重要になります。
1. 可読視野
意識的に見え、認識できる領域。この領域はしっかりと見え、読んでいる領域です。
2. 可視視野
無意識的&意識的に見てている領域です。この領域はなんなく見えています。この領域で見た情報は可読視野で読んだ情報とリンクし、可視視野の情報をサポートします。
3. 光学視野
光学視野とは無意識的に見てている領域です。この領域は単に「見えているだけ」で理解はできません。
②視野の動き
次に覚えるのは視野の動き。視野は次のように動きます。
実は1文字、1文字を目で追っているわけではなく、0.03秒でジャンプしながら移動します。そして、内容を理解するためには0.3秒の停滞時間が必要になります。この繰り返しが”読書”です。
この視野の動きの理解がフォーカスリーディングのマスターの第一歩です!!
視野のコントロール
最後に覚えることは視野のコントロール。
視野のコントロールには次の3つが大きくかかわってきます。
1. 本の情報
2. あなたが知っている情報
3. あなたの意識
1. 本の情報;
その本の内容が多ければ多いほど、そして、難しければ難しいほど、視野は狭くなっていきます。
フォーカスリーディングをマスターするには自分のレベルに合った本を選びましょう!!
2. あなたの情報
その本の内容に関するあなたの知識が少ないと、内容が難しく感じ、視野は狭くなっていきます。
たくさん本を読んで情報を収集し、自分の情報レベルを引き上げましょう!!あなたの知識が本の内容に追いつけば、速読もしやすくなりますよ!!
3. あなたの意識
「頑張るぞ!!」
あなたの意識を強いほど、視野は狭くなっていきます。そして、視野の動きもぎこちなくなります。
大事なのはリラックス。力まず本を読んでみて!!
心技体で習得するフォーカスリーディング

いよいよフォーカスリーディングの習得法をご紹介!!
視野のメカイズムを覚えたところで、いよいよフォーカスリーディングの習得法です。
速読はスポーツと同じで心技体を極めれば極めるほど、速く読め、理解度も上がっていきます。
「心、技、体」。この3つに焦点を当ててトレーニングしていきましょう!!
① 心を極める
TPOを明確にする。
心を極める取ってきおきの方法それはTPOを明確にすること!!
T;Time いつまでに読書するのか?
P;Pupose 何のために読書するのか?
O;Occasion 今自分が置かれている状況がどういった状態か?
いつまでに、何のために、何をインプットするのか?その意識がフォーカスリーディングにとって欠かせない要素です!!
②技を極める
フォーカスリーディングの4つの技術!!この技術をマスターしてさらにステップアップです!!
1. 必要な理解度に合わせてスピードを変える
2. タイトル、見出しを読む
3. 疑似速読で感覚を磨く
4. ざっくり読みとしっかり読みを組み合わせる
1. 理解度を学ぶ
本を読むときの理解度を知る。これが第1の技術です。
理解度は次の4つに分類されます。
読書スピードをゆっくりにすれば、理解度はレベル1に。
逆に速くすれば理解度はレベル4に。
本一冊を全て同じ理解度で読む必要はありません。あなたの必要な理解度合わせて、スピードを変化させて、読みましょう!!
2. タイトル、見出しを読む
「タイトル、見出しはしっかり読む。これが第2の技術です。
タイトル、見出しはその直後にかれている内容に教えてくれる優れもの!!
書いている内容をあらかじめ知っていた方がその後の内容が予測しやすく、読書の理解度もスピードもアップ!!
タイトル、見出しはしっかり読んで、その後の内容を予測しましょう!!
3. 疑似速読で感覚を磨く
速読を疑似体験する!!これが第3の技術です!!
でもどうやって?
既に読んで、内容を理解している本を高速で読むことがおすすめです。
すでに内容を理解しているので、それなりのスピードで読めるはず。
この疑似速読で速読の感覚をつかめば、成長も早くなりますよ!!
4. ざっくり読みとしっかり読みを組み合わせる
フォーカスリーディングの最大の特徴がざっくり読みとしっかり読みの組合わせです。
まずはざっくり本を読んでいきます。ざっくり読み進めていると気になる部分が目につくはず。気になる部分に差し掛かったら少しスピードを落とし、しっかりと読んでみます。そして、必要な情報が手に入ったら、再びざっくり読みへ。
このざっくり読みとしっかり読みの繰り返しがフォーカスリーディングの特徴です!!
③ 体を極める
フォーカスリーディングを習得するために次の3つのトレーニングを行いましょう!!
1. 姿勢を正す
2. 呼吸を正す
3. 視野を正す
1. 姿勢を正す
まずは速読の正しいフォームを覚えることが大事です。正しいフォームが身に付けば集中力が上がり、読書スピードと理解度がアップします。
正しいフォームとは次の3つ!!
① 立って読む
② 正座して読む
③ バランスチェアに座って読む
この3つの姿勢のどれかで本を読めば自然と背筋が伸び、リラックスした状態に!!
2. 呼吸を正す
速読をするには集中状態に入ることが重要。そのためには正しい呼吸法を習得することが大切。呼吸を整えれば脳の状態を整え、集中状態に入ることが可能です。ここでは正しい呼吸法、丹田呼吸法をご紹介しましょう。
丹田呼吸法は次の3つのステップで行います。
①おへそのした10センチあたりにある丹田を意識する。
②丹田に空気を送り込むように、鼻からゆっくりと3~6秒かけて息を吸う。
③一瞬息を止めた後、ゆっくりと5~12秒かけて、ゆっくりと息を吐く。
この時、全身に空気が行きわたり、雑念が消え去るのをイメージしましょう。
この呼吸法があなたを速読に必要な集中状態にしてくれますよ。
3. 視野を正す
最後に視野のトレーニングです。次の4つのトレーニングで目の動かし方を鍛えます。
①一点集中トレーニング
②スムーズ移動トレーニング
③追跡トレーニング
④入力レベル調整トレーニング
①一点集中トレーニング
まずは”見る”という行為を意識的に行い、”見る”ことを学びます。
A4の紙に点を1つ書きましょう。
その点を見つめて、丹田呼吸法を1分間行います。1分間丹田呼吸を行ったら目を閉じます。
点の残像が見えますか?見えたら15秒間目を閉じたままにしましょう!!
残像を見ながら集中力を高め、見る行為を意識しましょう!!
②スムーズ移動トレーニング
次に上手に目をコントロールするトレーニングを行いましょう!!
本を1冊準備します。
どこでもいいのでページを開いき、5秒かけて1行読んでみましょう。
以外と疲れませんか?
目は意外と乱雑に動いています。雑なままでは、上手に速読はできません。
上手に目をコントロールできるよう続けてみて!!
③追跡トレーニング
目を速く動かしてもう上手にコントロールできるように、次はスピードアップのトレーニングをしてみましょう!!手元に本を1冊準備してください。
追跡トレーニング レベル1
どこでもいいのでページを開き、1文字1文字丁寧に読んでいきます。
見開き2ページを5周読みましょう!!
追跡トレーニング レベル2
どこでもいいのでページを開き、1行2秒のペースで読み進めます。
見開き2ページを3周読みましょう!!
追跡トレーニング レベル3
どこでもいいのでページを開き、1行1秒のペースで読み進めます。
見開き2ページを3周読みましょう!!
追跡トレーニング レベル4
どこでもいいのでページを開き、2行1秒のペースで読み進めます。
見開き2ページを20周読みましょう!!
慣れてきたら20分連続で行いましょう!!
④入力レベル調整トレーニング
追跡トレーニングのように文字をただただ追うだけでは本の内容はインプットできません。ここからはインプットのトレーニングを行っていきます。
まず本を1冊準備しましょう!!
そして、1行の1/2~2/3ぐらいを視野に入れることをイメージしながら、「何となくわかる」程度に本を読んでいきます。
この状態で見開き2ページを3周読みましょう!!
次は同じように1行の1/2~2/3ぐらいを視野に入れることをイメージしながら、「わかる」程度に本を読んでみます。
この状態で見開き2ページを3周読みましょう!!
「何となくわかる」と「わかる」を繰り返しながら理解度と視野の感覚を学んでいきます。
このトレーニングは必要、不必要な部分のインプットの切り替えに重要なトレーニングです。
慣れてきたらリズムよく進めましょう!!
まとめ
いかがでしたか?
フォーカスリーディングはトレーニングさえすれば誰でも習得できる速読法!!
目的意識を忘れずにフォーカスリーディングを行えば、たった10分であなたのほしい知識が手に入りますよ!!
とはいってもいきなり10分は難しいかも....、まずは30分から始め、だんだんスピードアップしていきましょう!!
■3ポイント
1. フォーカスリーディングとは?
2. 視野のメカニズム
3. 心技体で習得するフォーカスリーディング
■更新日
2021.07.05 |