【3ポイントで要約】あなたもいままでの10倍速く本が読める

速読.....できれば便利なんだろうけど、速読ってどうやるの?速読のトレーニング法は?
こんな悩みを持つ方も多いはず!!そんな悩みを解決する、第7弾!!
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』
を単純明快な3ポイントでご紹介します。
日本でもっとも有名な速読法といっても過言ではない「フォトリーディング」について書かれた本です。
基本は同じですが、なんといっても「フォトリーディング」が特徴的。
本は「見る」のではなく「観る」
いったいどんな速読法なのでしょうか?
今日のポイントは
「見る」のではなく「観る」
3分で無意識インプット超高速 速読法!!
です!!

「見る」のではなく「観る」!!3分で無意識インプット 超高速 速読法!!
フォトリーディングとは?

フォトリーディングってどんな速読?
フォトリーディングとは本の1ページ1ページを「写真(フォト)」のようにイメージとして脳にインプットする速読法。
ふつう、本を読むときは文字にしっかりと焦点を当ててその内容をインプットしていきますが、フォトリーディングはその逆。ページ全体を一度に脳へインプットします。
その最大の特徴は、本の内容が無意識な情報として脳にインプットされること。
意識的なインプットはときに必要な情報を見落としてしまいます。たとえば、実は目の前にあるのに、探し物がなかなか見つからないといった経験はありませんか?これは典型的な意思のフィルターにより情報が邪魔された「視野狭窄」と呼ばれる現象。
一方でフォトリーディングを使って無意識にインプットされた情報は意識のフィルターに邪魔されることなく、より多くの情報をインプットできるようになります。
フォトリーディングの5つのステップ

フォトリーディングってどうやってするの?
それではさっそくフォトリーディングのやり方を見ていきましょう!!
フォトリーディングは次の5ステップで行います。
ステップ1 準備
読書の目的を明確にし、集中力を高めていきます。
ステップ2 予習
本全体を1分で目を通し、大まかな内容を読み取ります。
ステップ3 フォトリーディング
いよいよフォトリーディングです。ページ全体を脳に写し取り、1ページ1秒でページをめくっていきます。
ステップ4 復習
フォトリーディングが終わったらすぐに10分ほどかけて、復習です。
1分で全体を読み直し、気になったキーワードと疑問を書き出しましょう
ステップ5 活性化
復習が終わったら20分~24時間かけて、無意識にインプットした情報を成熟させます。
その後、様々なテクニックを使って無意識にインプットされた情報を意識的に刺激し、活性化します。
ステップ1 準備
準備に必要なのは次の2つ。この2つで速読の準備を整えましょう!!
①目的を明確にする
②集中学習モードに入る
①目的を明確にする
目的意識を持つか持たないかで読書の効率は段違い!!目的を明確にするために次の質問を自分に問いかけてみて。
<目的を明確にする4つの問いかけ>
①この本を読んだ後、どうなっていることを期待している?
②この本は自分にとってどれくらい重要?
③この本をどれくらい細かく理解する必要がある?
④目的を達成するために、どれくらい時間をかける?
②集中学習モードに入る
もっとも効率の良い読書は体がリラックスして、集中力が高まっている集中学習モードのとき。集中学習モードに入るミカン集中法をご紹介!!
<集中学習モードに入るミカン集中法>
①手のひらにミカンをイメージする。重み、色、手触り、香より具体的にイメージしてみて。
②十分にイメージできたらそのミカンでお手玉をしてみて。
③次にそのミカンを後頭部 20cmの部分で浮かせてみましょう。
④後頭部のミカンのバランスを取りながら、目を閉じます。
⑤心身の変化を感じ取り、リラックスし、集中力を高めます。
⑤目を閉じたまま視界が広がっていくのをイメージします。
⑥集中力を高めたまま目を開き、読書スタート
ステップ2 予習
私たちは知っていることしか理解できません。そのため、必要なのは予習!!読む前に予習をし、その本の知識蓄えれば、速さも理解度も飛躍的にアップ!!
予習は次の3つのステップで行います。
<予習の仕方>
①本をざっと見渡す。
②目的に合った本かどうか考える。
③読むか、読まないか決める。
①本をざっと見渡す。
本をざっと見渡し、本の全体を確認します。
そのためには目次、表題、小見出し。この3つを1分でざっと目を通しましょう!!
うっかり気になって本文を読んでしまわないでね。あくまでもざっと見るんです!!
②目的に合った本かどうか考える。
準備で明確にした目的、覚えていますか?覚えている....良かった。では、本をざっと読んでみた感じ、その目的に合った本でしたか?
一旦考えてみて!!
③読むか、読まないか決める。
さぁ、読むか読まないか決めて!!情報が多い時代、読まない決断も必要です!!概要だけ分かっただけでも十分かも。
ステップ3 フォトリーディング
さて、いよいよフォトリーディングです。本の1ページ1ページを「写真(フォト)」のようにイメージとして無意識で脳にインプットしていきましょう!!
フォトリーディングは次のステップで行います。
①フォトリーディングの準備をする
②加速学習モードに入る
③アファメーションを行う
④フォトフォーカス状態に入る
⑤安定した状態で、ページをめくる。
⑥達成感とともにフォトリーディングを終了する。
①フォトリーディングの準備をする
もう一度、目的を思い出してみて、目的を持つことは何よりも大事!!
目的を思い出したら、加速学習モードに突入です!!
②加速学習モードに入る
一旦、横になってから、椅子に座りましょう。そうすると余分な力抜けリラックス状態に。ゆっくり3、2、1と思い浮かべながら、大きく深呼吸してリラックス、リラックス。
静かで穏やかな気持ちでここ良い場所にいる自分を思い浮かべて。これであなたは加速学習モードです!!
③アファメーションを行う
アファメーションとは、なりたい自分になるための言葉による思い込みづくりのこと。いわばポジティブシンキングの自己暗示。
「自分はできる」「自分は集中してる」「自分はこの本の内容をしっかり吸収できる」
自分をポジティブなイメージで達成した状態を思い込ませて!!
④フォトフォーカス状態に入る
フォトフォーカス。これがフォトリーディング最大のポイント。
フォトフォーカスでは1文字1文字に焦点を合わせるのではなく、視野を広げて本の1ページを全体を眺めます。
この状態でページを眺め、情報を直接、脳の無意識領域に送り込みます。
さて、やり方ですが、まず本を開きましょう!
そして、本を....ではなく本の向こう側の壁を見つめます。この時本の四隅や行間の余白を意識します。すると本の閉じ目がダブって見えてきませんか?
ダブって見えたら、そのまま、目線を本の中心を上から下に移動させましょう。
文字がぼやけていても大丈夫。そのうち、文字が独特の立体感をもって見えてきます。
この状態で本を「観る」!!これがフォトフォーカスです!!
⑤安定した状態で、ページをめくる。
加速学習モード、フォトフォーカスの2つを安定した状態に保ち、ページをめくります。
文字に焦点を当てて読もうとしないでね。フォトフォーカスを思い出してみてください!!
安定した状態を保つコツは呼吸を深くして、一定のペース、一定のリズムでページをめくること。
安定した状態で読めれば、効率もアップしますよ!!
⑥達成感とともにフォトリーディングを終了する。
フォトリーディングは無意識に脳へインプットする方法です。そのため、読み終わった後、得られた情報は無意識な情報.....。
この無意識な情報を意識的に引き出すために読み終わった後「後で必要だらから、ちゃんとまとめておこう」と言い聞かせて読書を終えましょう。この言い聞かせが無意識な情報を意識的な情報に変換する開始の合図!!
ステップ4 復習
このステップでは無意識にインプットしたバラバラな情報を要点をつかんで理解できる状態にします。
復習はフォトリーディング直後に行います。復習の方法は次の通り。
①文書を調査する。
②トリガーワードを見つける。
③質問をつくる。
①文書を調査する
本の目次、表題、小見出しを確認します。
②トリガーワードを見つける。
トリガーワードはその本の中心的なキーワード。それを1冊につき20個程度見つけます。
そのキーワードを書き留めておきましょう!!
③質問をつくる。
人は疑問があるとその答えを見つけようとする習性があります。その答えを見つけるために情報に飢えた状態を作ります。
まずはトリガーワードを眺め、これが知りたいというキーワードを見つけます。そのキーワードに好奇心を持ち、目的意識を持って読み直せる状況を作りましょう。
ステップ5 活性化
フォトリーディングは無意識にインプットした情報を取り出す「活性化」のプロセスを経て初めて内容が理解できます。
フォトリーディングによって必要な情報はすでにあなたの頭の中。活性化によってその情報と取り出していきましょう!!
やり方は次の5つのステップ
①休憩する
②質問を見直す
③スパーディングとディッピング
④マインドマップを作る
⑤高速リーディング
①休憩する
復習が終わったらまず、休憩です。最低でも10分、余裕があれば1晩休憩しましょう。
その休憩中に脳のなかで情報が成熟されていきます。
②質問を見直す
休憩が終わったら質問を見直します。質問を見直して、知りたい気持ちを呼び起こしましょう!!
目的意識も呼び起こし、再び集中学習モードに。
活性化のスタートです!!
③スパーディングとディッピング
活性化にはスパーディングとディッピングを使います。
スパーディングとは文書をかたまりごとざっと見ていきながら、求める答えを探していく作業
パラパラ本をめくっていくと気になる箇所が出て来きます。その箇所を見つけたら、スパーディングスタート。視野を広く保ちながら、意味ある言葉を素早く探していきます。
ピンとくる言葉を見つけたら今度はディッピング。
ディッピングとは気になった箇所周辺の2文をさっと読んで意味を掴み取る作業
ディッピングにより必要な情報をえられたら、またスパーディングに戻ります。
スパーディングとディッピングのやり方に深く悩む必要はありません。
あなたの直観を信じて読み進めれば大丈夫!!
④マインドマップを作る
スパーディングとディッピングが終わったら、マインドマップを作ってみましょう!!
マインドマップは瞬時に理解を深めるための強力なツールです。
また、マインドマップを作っておけば将来本を読み返すとき、記憶を呼び覚ます大きなトリガーになります。
マインドマップの作成は必須ではありませんが、フォトリーディングと一緒に使いこなせばさらに絶大な効力を発揮します!!
⑤高速リーディング
高速リーディングはさらに本から情報を得たいときに使います。
やり方は簡単、自由な速度で本を読むこと。
ただし、目線を止めてはいけません。
気になるところ、重要そうなところが出てきたら少しスピードを遅くして、止まらず読み進めます。そのパートが過ぎたら元の速度に
これを繰り返してさらなる情報をつかみましょう!!
フォトリーディングをエクササイズ。5日間テスト

やり方は分かったけど、どうやってトレーニングしたらいいの?
ここではフォトリーディングを上達させる5日間テストをご紹介しましょう!!
5日間テストといっても全部でかかる時間は2時間程度。
フォトリーディングのエクササイズをしながら、1冊をマスターしてしまいましょう!!
1日目
読みたい本を選び、準備とフォトリーディングを行う
2日目
準備と予習を1分で行い、フォトリーディンをする。
その後、復習を15分行う
3日目
準備とフォトリーディングを行う。
その後、スーパーリーディングとディッピングを30分以内で行い、トリガーワードを見返し、理解度を確かめる。
4日目
準備とフォトリーディングを行う。
その後、スーパーリーディングとディッピングを30分以内で行う。
30分以内に1冊読み終えるようスピードを調整する。
トリガーワードを見返し、追加の質問を考える
5日目
準備とフォトリーディングを行う。
その後、目次を確認し、もっと読みたい内容がないか確認する。
スーパーリーディングとディッピングを行い、もっと読みたい部分を高速リーディングする。
最後に10分でマインドマップを書く。
まとめ
■3ポイント
1. フォトリーディングとは?
2. フォトリーディングの5つのステップ
3. フォトリーディングをエクササイズ。5日間テスト
■更新日
2021.06.05 |