26冊目 メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問(細谷 功)

ボクに 発想力を授けて!!
メタ思考っていったいな~に?
大きな発見には、大きな発想力が不可欠。
でもどうやって発想力を鍛えればいいの?凡人のボクでもできることはあるの?そんな悩みを抱えたことはありませんか?
そんなわけで、今回は「メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問」を単純明快な3ポイントでご紹介します。
この記事を3分間読めば、あなたの発想力は飛躍的にアップしますよ。
今日のポイントは
思考の壁を脱出しろ!!
1つ上の視点から自分を見つめ、新たな発想力を得るメタ思考トレーニング
です。

3ポイント
メタ思考とは

メタ思考ってなに?
メタ思考とは1つ上の視点から自分を見つめること。
実はあなたの思考は思考の壁に捕らわれています。その壁から脱出するには自分が捕らわれていることに気づくこと。
次の5つのステップを行えば、自分が捕らわれていることに気づくことができますよ。
①自分を客観視する
②無知を知る
③自分と違う価値観について考える
④上位の目的について考える
⑤抽象化する
①自分を客観視する
多くの人は自分のことがよく見えていないもの。そして、無意識に考えやの偏りや癖を持っています。まずは自分を客観視し、その偏りをチェックしましょう。
②無知を知る
あなたにも当然知らない価値観があります。あなたも「知らない価値観」があることを知りましょう。
③自分と違う価値観について考える
「知らない価値観」があることを知ったら、その知らない価値観について考える時間を作りましょう!!
④上位の目的について考える
知らない価値観について考える時間を作ったら、why思考で1つ上の目的について考えましょう!!why思考は次の項でお伝えします。
⑤抽象化する
アナロジー思考を働かせて、物事を抽象化しましょう。そうすれば新たなアイディアが浮かんでいきますよ!!アナロジー思考は次の項でお伝えします。
why思考

メタ思考の手助けをしてくれるのがwhy思考。
「なぜそのように考えるのか」を考える思考法です。
自動車を普及させたヘンリー・フォードは「もし顧客に何がほしいか尋ねたら『もっと早い馬がほしい』と答えただろうという有名な言葉を残しています。
顧客の『もっと早い馬がほしい』という回答にそのまま答え、早い馬を探すのではなく、なぜそのように答えたのかを考えることが重要です。それができなければ自動車を普及できなかったでしょう。
なぜ?(Why思考)を働かせて、上位(本当)の目的について考えましょう。
アナロジー思考

メタ思考の手助けをしてくれるもう一つの思考法がアナロジー思考。
アナロジー思考とは全く別の事象から得た「類似のものから推論する」思考法です。
おなもみ(草むらでセーターなどにくっつく植物)からヒントを得てマジックテープが発明されました。
この「類似のものから推論する」思考法を応用して、
Q;「新聞」と「百科事典」の共通点は?
A;「どちらも紙」→「最近、電子版に置き変わっている」
など、全く違うものついてその共通点を思考し、答えとして具体化することで、新たなアイディアが浮かびますよ!!
まとめ
いかがでしたか?
1つ上の視点から自分を見つめ、自分の思考の壁からの脱出する。これが新たな発想力を得る第一歩!!
メタ思考、why思考、アンソロジー思考を駆使して、あなたも新たな発想力を!!
■3ポイント
1.メタ思考とは
2.why思考
3.アンソロジー思考
■更新日
2020.04.01 2021.07.06 更新 |