20冊目 一瞬で相手をオトす洗脳術(苫米地英人 )
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■概要
洗脳とは認識の「共有」と「同調」。この方法を使えば相手はあっという間にあなたの虜。ちょっと危険な洗脳術の方法。。。
■3ポイント
① 洗脳のしくみ ② 洗脳の手順 ③ 一瞬でオトす一目惚れ洗脳術
■著者
苫米地 英人
■更新日
2020.03.23 |

概要
20冊目は「一瞬で相手をオトす洗脳術」です。
なにやらタイトルが怪しいですが、「人と楽しく円滑にコミュニケーションをとるにはどうすれば?」と思い手にとった本です。
感想ですが、著者が認知科学者ということで、脳科学的な観点から催眠術の方法が説明がされていました。本当に効くのかどうかは分かりませんが「まー、試してみるかー。」といった感想です。
3ポイント
それでは3ポイントです。
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洗脳のしくみ |
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洗脳の手順 |
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一瞬でオトす一目惚れ洗脳術 |
それは一つ一つ確認していきましょう。
1. 洗脳のしくみ
優れた俳優が出演する映画を見て、主人公に感情移入してしまい、主人公と共に涙を流したことはありませんか?これこそが洗脳のしくみです。
人間は五感であらゆる情報を集め、脳で認識しています。
そのため、その情報を操作することで、人の認識を操作することができます。
情報を操作し、他人と認識を「共有」し、「同調」させることで洗脳が出来るのです。
映画においても「メソッド演技法」としてこの手法が取り入れられています。
2. 洗脳の手順
① まずは自分がリラックス
まずは自分をリラックスさせましょう。
リラックスさせるには呼吸を整えるのが効果的です。
可能な限り長く吐き、体を可能な限り緩めるましょう。
② 相手と空間の共有
次に相手と呼吸を合わせましょう。
呼吸を合わせることで自然とお互いを「共有」「同調」しやすい状態になります。
そして、自分を「幸せで楽しい」気持ちにしましょう。
5分、10分、あるいは1時間もすれば、その感情は勝手に相手に伝わり、居心地のよい空間となります。
③ 相手の空間の支配
共有空間をつくったら、コーヒーカップを少しずらすなど、相手に見える範囲であなたの周囲のものを少し動かしましょう。
共有した空間でものを動かすことは、相手の空間を変えることを意味します。
そうすることで相手の空間を支配し、認識をコントロールできる状態にします。
3. 一瞬でオトす一目惚れ洗脳術
視点の動きと脳の働きは密接な関係にあります。
たとえば、昔のことを思いだそうとすると、人は必ず上を向きます。
この視点と脳の関係を利用して、一目惚れ洗脳術は言葉を使わず、目を使います。
言葉を使った方法は、相手の警戒心を生みやすいですが、メッセージ使った方法は無意識のうちに洗脳できます。
2.の手順が整ったら、下記の手順で一目惚れ状態にします。
①相手と適度な距離を取り、目と目の間に焦点を合わせる
②相手の顔の前20~30センチに目の焦点を合わせる
③相手の顔の後ろ20~30センチに目の焦点を合わせる
④相手の目が振動を始めたら、自分の顔を刷り込む
①~③で相手の視覚の焦点をずらします。すると相手の目が振動を始め、脳の情報処理に介入できる状態なります。ここで、④を行うことで初めて、相手の認識に自分の顔が激しく刷り込まれ、一目惚れ状態になります。
このとき、自分の気持ちを「幸せで楽しい」状態で維持することも忘れないでください。
アクションプラン
この本から学び今後に生かそうと思う私のアクションプランですが、
自分の妻で試してみる。
です。本当ならちょっと怖い内容ですが、せっかくなので妻で試して見ようと思います。もう一回一目ぼれさせてやるぞ!